妊活整体ベビくるメソッド

menu

第十回 精子はどこへ行った?(神奈川県の不妊専門鍼灸院の妊活ブログ)

image10

こんにちは。神奈川県藤沢市の不妊整体 不妊鍼灸専門院 ファンクショナルマッサージ治療室です!

今回は妊活の実話の物語(仮名)をご紹介します。

ご本人の了承を頂いてこちらに綴らせていただきます。

 

第十回 精子はどこへ行った?

 

「いない?いないってどういうこと?」

逗子駅前のスターバックス、なかばひっくり返った声で僕はマコに問い返した。人口密度の高いスタバの店内では、少し大きな声を出しただけで目立ってしまう。

「精子…僕の精子が全部死んじゃってたってことか!?」

「ちょっと…精子精子いわないでよ」

マコは恥ずかしそうに周囲を見回した。

「死んじゃったとかじゃないの。いなかったの」

いなかった…?それは死んだのと同じじゃないのか?

「えーと、だから…フーナー検査の結果がね…頚管粘液のなかで泳いでる運動精子の数が…ゼロだったんだって。今日、不妊外来の先生に言われた」

頚管粘液?運動精子ってなんだ?精子ってだいたい運動してるもんじゃないのか?

マコは長い説明が必要なことを悟ったのだろう、『あー、めんどくさいな』という表情でため息をついた。

「子宮っていうのはね、体の外からなんの障害もなくまっすぐ入って行けないわけ、わかる?」

いや、初耳です。

「外から病原菌とか変なタンパク質とか入ってこないように頚管粘液っていうネバッとした液体がふさいでるのよ。だから普段は精子も簡単には通れないんだって。で、それが排卵期になると粘り気がなくなって精子が泳げるくらいのネバネバ加減になるわけ」

ふんふん…それがなんで僕の精子はそこに一匹もいないんだ。やっぱり死んでしまったんじゃないのか。

「それがわかんないんだって」

わからない?

「普通、検査前12時間以内に夫婦が関係を持つと頚管粘液には精子がうじゃうじゃいるはずなんだって。ところが一匹もいないの…死体すらないって」

なんだそれは…ミステリー小説まがいだな。

「そうそう、ホントにミステリーなの。精子にもちゃんと運動してるやつとぜんぜん動かないヤツがいてね、フーナー検査は動いてる精子をカウントするのよ。でも…だから、そういうわけで検査ができないんだって…動いてるのも動いてないのも一匹もいないから」

じゃあ、検査結果は『不良』ってことね。

「っていうか…だから検査以前の問題だよね」

そうか…僕は『不良』にもなれないってわけだ。

「たまぁに抗精子抗体を持ってる女性もいるらしいんだけど…」

なんだそれ?

「精子が体の中に入ってくると異物だと認識して殺しちゃうんだって」

恐ろしいな…キミは違うんだね。

「だから…それすらわからないのよ。抗精子抗体がある場合、頚管粘液のなかに精子の死体がゴロゴロしてるはずなんだって」

それもないのか…。

「ないんだって」

………。

言葉を失った。

僕が恐れていたのはフーナー検査が『不良』であることだった。

だから、そうなった時の覚悟もしていたし、今の経済状況を考えると子供を持つことをあきらめる良い機会であるとも思っていた。

しかし…検査不能って。

僕の精子はどこに行ってしまったのか。

完全に想定外の結果を突きつけられて感想が見つからず。

悔しいでもなく悲しいでもない、ポカンとした時間が二人のあいだに流れた。

 

次回へ続く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

女性の不妊鍼灸は無料体験があります!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

不妊鍼灸の無料体験はこちらからお願いします!

神奈川県藤沢市と茅ヶ崎市の不妊専門治療室
ファンクショナルマッサージ治療室
ファンクショナルマッサージ治療室のサイトはこちら
無料体験のオンライン予約はこちら
お電話でのご予約は藤沢院まで
TEL 0466−52−6353
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メール相談相談

関連記事

Follow SNS