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第十二回 旧式の思い込み(神奈川県の不妊専門鍼灸院の妊活ブログ)

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こんにちは。神奈川県藤沢市の不妊整体 不妊鍼灸専門院 ファンクショナルマッサージ治療室です!

今回は妊活の実話の物語(仮名)をご紹介します。

ご本人の了承を頂いてこちらに綴らせていただきます。

 

第十二回 旧式の思い込み

 

ヘソ下3センチくらいのところに小さな金属製の円筒が当てられた。円筒の中には鍼が入っていて、柄のてっぺんのところをアワキハラ先生が指先でトントンと叩く。すると、少々の痛みとともに鍼先の数ミリが僕の体のなかに入ってきた。

「それでね、カミさんが言うにはですよ…」

痛みといってもこうして雑談ができる程度だ。

「安心したっていうんですよ」

「安心…?」

「不妊が自分のせいじゃないかもしれないって思ったら、ちょっと安心したって…」

「へえ…」

仰向けなので天井しか見えないが、遠くで先生が笑ったのがわかった。

「今まで、子供ができないのは100パーセント自分が悪いんだって思いこんでたみたいで…。本当は僕が悪いのかもしれないと思ったら、ちょっと安心したって。女性ってそんな風に考えるモンなんすね…」

二度目のフーナー検査の結果を聞いた帰り道、僕とマコは藤沢駅ちかくのとんかつ屋でランチを食べた。

せん切りキャベツのおかわりを頼みながら、マコは久々によくしゃべる。

僕がさり気なく「なんか、うれしいことあった?」と聞くと、彼女はハッとして「ごめん…」と謝った。

いや…奥さんの表情が明るいのは僕もうれしいんだけど…。

ご飯を食べてホッとしたら、自分が無精子症かもしれないというショックは次第に落ち着いてきた。食べモノは偉大だ。彼女がはしゃごうが笑おうが腹をたてる必要などないと達観できた。そもそも、僕は積極的に子供が欲しいわけじゃないんだから…。

しかし…検査の結果が不調だったというのに…彼女の反応はちょっと不可解だった。子供を欲しがっていたのは僕よりもむしろマコのほうなのだ。

お代わりのキャベツを頬張ってしじみ汁を飲んだ彼女はフゥ…とため息をついた。

そして…「不妊が自分のせいだけじゃないかもしれないと思ったら、少し肩の荷が下りたんだ」という内容の告白を始めたのだった。

僕がとんかつ屋での会話を思い出してしばらく黙り込んでいると、今度はアワキハラ先生が口を開いた。

「女性っていうのは単に“赤ちゃん欲しい”っていうのもあるんでしょうけど、後継ぎをつくらなきゃならないっていう“責任”も負わされてますから。不妊もね…実際は男性が原因のケースも多いんですけど。歴史的には子供ができないのは女性の責任にされてきましたからね…」

「プレッシャーかけた積りはないんですよ。僕の両親も孫はまだかってうるさいタイプでもないし」

「まわりが子供のコトに触れなくたって、彼女は意識してたと思うんですよ…責任を。やっぱり、女性は子供が産めなければ責められる立場だったわけで。現代になって不妊のメカニズムが解明されても、そう簡単に変わらないんでしょうね…なんというか、社会全体の思い込みってやつは」

なるほど…と思うと同時に僕は意外に思った。

彼女は「こういうのは普通、女性がやるもんでしょう」とか「女性がこういうこと、しないほうがいいんじゃない?」とか言われると、「そんなこと誰が決めたのよ!」と食ってかかるようなタイプだった。

そんな彼女ですら、旧式の時代がかった思い込みにとらわれている…。

妊娠を望みながら、ダンナの無精子症の可能性をよろんでしまうなんて…。

そんな矛盾した心理を抱えなければならない女性の立場に、僕は少しだけ同情した。

 

次回に続く

 

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