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不妊治療に必要な栄養素「鉄」①

大津智子写真

不妊治療に必要な栄養素 『鉄』①
~妊活に鉄は必須①~

こんにちは!
ファンクショナルマッサージ治療室 茅ヶ崎院の大津です。

鉄の大切さは施術中に何度もスタッフがお話ししていますが、改めて考えてみましょう。

妊活中には普段より意識してしっかり取るべき栄養素があります。

たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群、葉酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEなどです。

中でも鉄は全身に酸素を運ぶので、妊娠に向けて子宮環境を整えたり、着床してからは母体の健康と赤ちゃんの成長に深く関わる大切な働きをします。
①鉄をしっかり摂って妊娠に向けて体調を万全にしておきましょう!

貧血になると疲れやすくなります。
なぜでしょう?

血液中の赤血球に含まれる赤色の色素『ヘモグロビン(血色素)』には、酸素を運ぶ役割があります。
貧血とは、ヘモグロビンが少なくなることをいいます。

ですから貧血になると全身が酸素不足になり、疲れやすくなったり、めまい、顔色が悪い、動作時に息切れや動悸がする、肩こり、冷え性などのさまざまな不調が現れます。

ただ、貧血はゆっくり進行するので、身体もその状態に徐々に慣れてしまい、不調を見逃してしまいやすく、貧血の症状に気づかない方も多いようです。

貧血にはさまざまなタイプがありますが、女性は「鉄欠乏性貧血(ヘモグロビンの材料になる鉄不足が原因)」になる方が多く、日本人女性の10人に1人が鉄欠乏性貧血であるといわれています。

女性には『月経』があるので、男性以上に鉄を必要とするのです。

ちなみに日本人女性の平均経血量は、53.3gと言われています。
生理中や生理の後、貧血症状がひどくなる女性は多いようです。

貧血の原因のもう1つは『偏食』です。

仕事が忙しく理想的な食事ができなかったり、好き嫌いやダイエットのため、バランスが悪く偏った食事をしていることで、鉄分が不足してしまいます。

貧血や低血圧の方は普段から鉄分の摂取をこころがけましよう。
お食事で足りなければサプリメントを上手に利用することで、確実に鉄を取り入れることができるので、症状は改善されます。

また、血中のヘモグロビンが不足する「鉄欠乏性貧血」の原因には、子宮内膜症、子宮筋腫、ポリープ、子宮体癌などの疾患も考えられます。
それが妊娠しづらい原因となっていることもありますので、不安があれば医療機関を受診しましょう。治療が必要になる場合もあります。

安心できる状態で妊活に取り組めるといいですね。

この続きは 次のブログでお伝えします

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